今日から、2歳の男の子を一時的に預かってもらえませんか?

里親登録が完了した後は、委託を待つのみ。ですがそんなに早く委託が来るとは思ってもいませんし、ひょっとしたら、委託なんて来ないんじゃないんだろうか・・・そんな悲観的な気持ちになる事もあったりしました。

 

 

そんなこんなで、2018年の2月のある朝、里親担当の方から電話がありました。

今日から、2歳の男の子を一時的に預かってもらえませんか?というもの。

 

委託が来る時は、突然来るよ~って言われていたので心の準備はしていたつもりですが
本当に突然じゃん。ましてや今日から!2歳児ですって。

 

うちの社長と相談して受ける事にしました。お好み焼き屋さんで二人で昼食を食べながら、テレビでは平昌オリンピックのフィギュアスケートの演技が流れていました。

 

 

2時には、男の子を連れて担当者の方が来て簡単な説明を受けて、担当者の方はすぐに帰っていきました。

 

 

まぁ、なんとかなるでしょう。とは思っていたんですがこの男の子がまぁ、大変でした。いや、後で思えば、この子が大変っていう事ではなかったんだと思います。突然の2歳児の襲来に、その時私たちは混乱していたのです。

 

 

夜は寝ないし、ちょろちょと歩き回って危ないし、遊ぶ時もいっしょじゃないと泣いちゃうし。ただひとつ、助かったのは、お食事をいっぱい食べてくれた事。お食事さえちゃんと食べてくれれば、ひとまず安心です。

 

 

男の子は、うちの中を突風が吹き荒れたように駆け抜けていきました。
やってきた翌日に38度過ぎの高熱が出て、相談員の方に連絡して、病院に連れて行きました。土曜日の夜間だってので、救急病院です。

 

 

窓口で、児童相談所経由で一時的に預かっているお子さんだという事を説明しましたが
そのあたりは、思ったよりスムーズにいきましたが、検査の結果、インフルエンザにかかっていることが判明。窓口の人に、この子にアレルギーはありますか?など聞かれて

そんなんわかるわけないじゃんね。

 

それで、病院の人にわからないです。って答えたらそれでは困ります。っていうんです。

 

えっ?そんな事想定してないんですけどぉ。

 

 

それで、頼みの綱の相談員の方に尋ねるも、わからないとの事。児童相談所に連絡して調べてもらう事にするが、土曜日の夜間なので連絡がつくか分からないという。

 

えっ、解らないとどうなるん??・・・・そん時は、そん時に考えよう。

 

 

と一旦落ち着き、待合で連絡待ち。その間、男の子は頬をピンク色にしてしんどそうにおとなしく社長の膝の上で頑張っていました。

 

 

なんとか連絡がつき、アレルギーは無いとの事。それで、やっと受診できました。ふぅ・・

 

 

それから、薬を処方してもらうんで、体重を教えて下さいと言われて。だって、一昨日来たばっかりで、体重なんで知らないですわよっ。ってことにはならず、うふふっ・・・ずいぶんこの子重いなぁってたまたま体重を計っておりまして。薬も無事処方してもらいました。気が付いたら外は雨でした。

 

 

男の子は熱があるものの、思ったより元気で。大人だったら、39度近い熱があったら、もうぐったりなんだけどなぁ。子供って凄いなぁ。時折笑顔も見せながら、多少ぐずるぐらいで。

 

 

インフルエンザが落ち着くころには、男の子はご両親の元へ帰ってきました。元気でね。ずっとご両親の元で元気に暮らせるといいね。

 

 

男の子の帰った後は、ホント、突風が吹き荒れた後のようでした。二人とも茫然として、その夜は死んだように眠りました。